MMA予想ブログ 改め 単なるテレビ番組の感想

UFCのインチキ判定連発に幻滅しMMAを熱心に見るのはやめました

なぜインチキ判定は生まれるのか

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もちろん、組織がジャッジに明確な指示を出したり圧力を加えたりすることはないでしょう。

とはいえ、ジャッジも団体の栄枯とは運命共同体であり、できることならスター選手に勝ってほしいと思っているのは間違いありません。

さらに、人気選手を応援する世間や会場の空気に逆らうのは勇気が要ります。

あからさまに不公平な判定をする訳にはいかないが、これぐらいなら大丈夫だろう、という加減をしながら、スター選手寄りの判定をする、というのが実情だと思われます。

 

今の無法状態は、やはりシェフチェンコvsサントスから始まったと考えています。

あの試合は、シェフチェンコのバッティングを無視すれば、互角の闘いだったように見えなくはない。

ファンも、団体も、当然シェフチェンコに勝ってほしいが、ルールを重んじればサントスの勝ちは明らか、ここでシェフチェンコ勝利の判定を下すことは賭けでした。

単に人気選手の勝利を喜ぶ声と、ルールや公平性を重んじる声のどちらが大きいか。

結果、判定が物議を醸すことはなく、ファンの目が節穴であること、そして多少公平さや公正さが損なわれても、目くじらを立てるファンが少ないことを、ジャッジは実感しました。

以降、ジャッジの暴走は加速し、今に至ります。

ピンブレットvsゴードンの判定に対するホワイト氏のコメントもあまりに見苦しかったですね。

グラッソのように、人気選手に勝つには一本を取るしかない、と積極的な闘いをしてくれる選手が出てくることが、せめてもの救いです。